朝起きるのがつらく、脚に力が入らないとき
目次
以下は、複数の方の診療をひとつにまとめて再構成したものです。特定の一人のお話ではなく、個人がわかる内容はすべて取り除いています。
⚠️ 脚に力が入らないのは、見過ごせません
力が抜けて足を引きずる、足首を持ち上げにくい、感覚が鈍くなった場所がある、といった場合は、脳神経外科での検査が先です。
「仕事中に転ぶんじゃないかと怖いんです」というお話を伺ったら、その場でまず確認します。本当に力が抜けているのか、痛くて使えないだけなのかで違ってくるからです。
どんな状態で来院されますか?
朝起きると腰がちぎれそうに痛くてすぐには起き上がれず、しばらくたってからやっと動けるとおっしゃいます。動きはじめると、むしろ少し楽になるそうです。
体を使う仕事を長く続けてこられた方が多くいらっしゃいます。重い物を持って腰を曲げた姿勢で働くことが繰り返され、「ちょっと重だるい」から始まって、ここまで来られます。
何を見るのですか?
立っている姿を前後から見ます。骨盤が体の中心から片側へずれていないかを、まず確認します。
骨盤は、その上に背骨が乗っている土台です。土台が横に偏ると、その上もつられてねじれ、神経が通る場所が片側だけ狭くなります。片脚だけに症状が下りてくるのは、そのためです。
どのように診療するのですか?
ずれた骨盤を体の中心に戻すことが先です。土台が正しい位置に戻ってはじめて、上のほうの負担が減ります。
薬鍼(やくしん)は段階を分けて行います。最初は神経のまわりにたまった炎症を減らすことを目的とし、痛みが落ち着いたあとは、弱くなった筋肉や靭帯を支える方向へ移ります。
長く続く痛みは、その場所の血の巡りが悪いことが多いため、韓方薬も併用します。
その後、どう過ごされましたか?
まず朝の起き上がりが変わります。お尻や太ももへの突っ張りが減るのは、その次です。
脚に力が戻ってきたと感じられると、仕事中の不安も一緒に減っていきます。そのことは必ずお尋ねします — 痛みの程度よりも、こちらのほうが大切なこともあるからです。
この判断の限界は何ですか?
仕事を辞められない事情があると、同じ負担がかかり続けます。そのため「すっかり良くなりました」ではなく、「どう付き合っていくか」という形でお伝えします。
脱力が良くならない、あるいはかえってひどくなる場合は、もう一度検査を受けていただくようご案内します。
同じ症状の方へ
- 脚の脱力・足の引きずり・感覚の鈍さは、脳神経外科での検査が先です。
- 朝がひどく、動くと楽になるのは、よくあるパターンです。
- 骨盤が片側にずれると、神経の通り道が片側だけ狭くなります。
- 薬鍼は、炎症 → 支える、の順に段階を分けます。
- 仕事を続ける必要があるなら、「すっかり良くなる」ではなく、付き合っていく方法を一緒に決めます。
当院では、歩ける距離と脚の力を測ってから始めます。 良くなっているかどうかを、感覚ではなく数字で確かめてお伝えします。
歩ける距離が以前より短くなった方は、一度測りにいらしてください。 いまどれだけ歩けるのかを知っておくだけでも、次の判断が変わります。
原因がいくつも重なっているため、同じ診療でも経過は人それぞれ異なります。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
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お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)