顔面神経麻痺は、なぜ初期の治療が大切なのですか?
目次
30秒でわかるポイント
- 突然顔の片側が動かなくなったら、まず病院を受診してください。
- 手足の力が抜ける、ろれつが回らないといった場合は救急外来へ行ってください。
- 目が閉じないと角膜が傷つくことがあるため、目の保護が大切です。
- 初期数日間の薬物治療の代わりではなく、併用します。
- 初期には顔の運動を無理に行いません。
よく伺うお悩み
- 「朝起きたら顔の片側が動かないんです。」
- 「水を飲むと片側からこぼれます。」
- 「脳卒中かと思って怖くなりました。」
顔面神経麻痺は、なぜ初期の治療が大切なのですか?
顔の神経のむくみがもっともひどいのが、最初の数日だからです。その時期をどう過ごすかが、その後の回復の幅に影響します。
ただし、先にはっきりさせておくことがあります。突然顔の片側が動かなくなったら、まず病院を受診してください。 脳卒中のように急いで対応すべきほかの原因を見分ける必要があるからです。
脳卒中とはどう違うのですか?
額にしわを寄せてみるのが、よく使われる見分け方です。顔面神経麻痺では額まで動かず、脳の問題では額は動くことが多いです。
ただし、これはあくまで目安です。手足の力が抜ける、ろれつが回らない、めまいがする、意識がぼんやりするといった場合は、その場で救急外来へ行ってください。このコラムのお話は、その確認が済んだあとのことです。
どんな症状が出ますか?
片側の口角が下がり、目が閉じにくくなり、水やよだれが片側からこぼれます。耳の後ろが痛んだり、音がやけに大きく聞こえたりすることもあります。
目が閉じないことは特に重要です。目を閉じられないと角膜が乾いて傷つくことがあります。人工涙液と、寝るときに目を覆う対策を必ず一緒に行ってください。
韓医院では何をするのですか?
顔の神経とその周りの筋肉の回復を助ける鍼(はり)治療が中心で、首と肩の緊張もあわせてほぐします。顔の筋肉を使う練習も、時期に合わせてご案内します。
初期には無理に顔の運動をしません。まだ神経が回復していない状態で無理に動かしても、役に立たないからです。回復が始まる時期から少しずつ増やしていきます。
この判断の限界は何ですか?
顔面神経麻痺は、治療をしなくてもかなりの方が自然に回復する病気です。そのため、よくなったのが治療のおかげなのか自然な経過なのか、見分けるのが難しいのです。
正直に書きます。当院は、鍼治療が回復をどれだけ早めるかを数字として持っていません。また、この病気では初期の数日以内に行う薬物治療が標準として確立しています。その治療の代わりになるのではなく、一緒に進めるものです。
当院には、検査で原因が見つからないときに診る視点があります。 重い病気を除外したあとが、私たちの出番です。
検査では異常がないと言われたのに痛みが続くなら、一度いらしてください。 重い病気を除外したあとが、私たちの出番です。
麻痺の程度と始まった時期によって、回復の幅は人それぞれです。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
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