前に出た首
鏡で見ると、耳が肩より
前に出ています。
顔を上げても、
一日が重くならないように。
午後になっても首の後ろが張らず、手のしびれで目が覚めず、頭痛薬に手が伸びない一日。その一日を取り戻すことが、この診療の目標です。
姿勢の問題だけでは終わらず、
痛みや睡眠にも影響します。
鏡で見ると、耳が肩より
前に出ています。
首の後ろがいつもこわばっていて、
頭痛も一緒に出ます。
肩から腕、指先まで
しびれたり、力が抜けたりします。
首と肩がこわばって、
楽な姿勢が見つかりません。
首の問題は、2つの方向からやってきます。
上から下りてくるものと下から上がってくるものです。
上から下りてくるほうは、顎です。
顎関節がずれると、すぐ下の首の骨の1番目・2番目も一緒にずれ、そうして下りてきた負担が首の骨の真ん中に集まります。
下から上がってくるほうは、背中です。
ストレートネックは、背中が丸まることでその上にのっている首が前へ押し出されたものなので、首だけを診ても治療できません。
顎に注目する理由がもうひとつあります。
私たちは1日に何千回も噛んで飲み込んでいます。1回のずれは小さくても、1日に何千回となると話は変わります。
経過は一人ひとりの状態によって異なります。
ストレートネック — 頭の重さが首の後ろに集中した状態
首と背中を一緒に立て直す治療
前に出た頭を元の位置に戻し、後ろ側の筋肉を鍛えて、姿勢が戻ってしまわないようにします。
→ 午後に首の後ろが張りにくくなり、意識しなくても姿勢が崩れにくくなります。
頸椎の椎間板が神経を圧迫している場合
神経への負担を減らす治療
圧迫されている部分の炎症を鎮め、並びを整えて、腕へ下りていくしびれを減らしていきます。
→ 指先まで下りていたしびれが落ち着いていきます。
顎のアンバランスが首に負担をかけている場合
顎関節と頸椎をあわせて診る治療
顎が首にかけている負担を減らし、頸椎の並びもあわせて整えます。
→ 後頭部から上がってきていた頭痛が少なくなります。
上からは顎を、下からは丸まった背中をあわせて診ます。
1か所だけに対処しても、数日もたたずに元に戻ってしまいます。
頭がどれだけ前に出ているか、どちらに傾いているかを測っておきます。
この数字はあとで比べるための基準で、「だから痛いのです」という判定ではありません。当院の目標は角度ではなく、痛みと機能です。
腕へしびれが下りていたり、力が抜けたりするなら、検査が先です。
何が出発点で、何から手をつけるのかをお聞きになってからお帰りいただけます。
A. 一緒に見られることが多いのは確かです。15本の研究をまとめた分析では、首が痛い成人は痛くない成人に比べて、頭が前に出ている度合いが平均4.8度大きくなっていました。
ただし、姿勢が痛みを起こしたのか、痛いから姿勢がそうなったのかは、まだ見分けられていません。含まれた研究はすべて、ある一時点だけを測ったものでした。痛む首は自然と縮こまることもあります。スマートフォンをいちばん長く見る10代では、姿勢と痛みの関連そのものが確認されませんでした。
そのため当院では、姿勢を犯人と決めつけず、情報として使います。根拠は別の記事にまとめてあります。
A. 顎がずれると、すぐ下の首の骨の1番目・2番目も一緒にずれ、いちばん上がずれるとその下が順番についてずれていきます。そうして下りてきた負担が、首の骨の真ん中に集まります。反対に、骨盤が傾くと背骨全体がついて傾きます。首だけを治療しても何度も再発するなら、原因が上か下にあるのかもしれません。
A. ストレートネックは、首が単独で前に出たものではありません。背中が丸まることで、その上にのっている首が押し出されたものです。そのため、首だけを引き戻しても背中がそのままなら、すぐに戻ってしまいます。丸まった背中を立て直す治療を必ずあわせて行います。
A. 私たちは1日に何千回も噛んで飲み込んでいます。1回のずれは小さくても、1日に何千回と積み重なると話は変わります。小さな刺激でも絶えずくり返されると、やがて目に見える結果をつくります。足が腰にとって大切なのも同じ理由です。
A. 神経の圧迫が強く、手術が必要な場合もあります。状態を確かめ、保存的な治療でアプローチできる状況かどうかを正直にお伝えします。
A. 角度が何度よくなる、とお約束することはしません。筋肉が支えてくれなければ、矯正した姿勢は元に戻ってしまいます。そのため、矯正と運動をあわせて行います。
そして、当院が見ているのは角度ではなく、痛みと首が回る範囲です。この2つを治療前に記録しておき、比べていきます。
A. 受けられます。成長期には大人とは違うアプローチをとります。子どもの場合、姿勢が成長の環境にも影響するため、早い時期に診ておくのがよいでしょう。
A. 方向がひとつ抜けているのかもしれません。首の痛みに対する運動療法の研究27本をまとめた分析では、首と肩・肩甲骨の筋力強化運動は痛みを減らしました。一方、ストレッチだけを行うことは根拠が弱いほうにとどまりました。
伸ばすことは補助です。支える力を養うほうが、根拠の示している方向です。
A. 完璧な姿勢を探すよりも、こまめに変えるほうがよいです。首に負担をかけるのは悪い姿勢ひとつではなく、どんな姿勢であれ長く固定されることです。
一日中姿勢をチェックし続けるのも、それはそれで疲れます。その代わりに、画面の高さと姿勢を変える間隔を一緒に決めます。
A. 矯正ベルトや装具が首の痛みを減らすという質の高い根拠は、まだ確立されていません。買わないでくださいという意味ではなく、それひとつで解決することは期待しないでください、という意味です。
装具は病名と目的によって答えが分かれます。使う意味があれば期間を決めて使い、その間も支える力を養うことは並行して続けます。
의료진이 직접 전하는 건강 정보입니다.
あごのことで来院される方の半分は、この質問から始まります。「音が鳴るんですが、大きな病気ですか?」音が鳴るだけのあごは、たいてい治療の対象ではありません。当院では、そうした方に治療をお勧めしません。治療が必要なあごは別にあり、まずその区別をいたします。
モニターに「背筋を伸ばせ!」という付せんが貼ってあります。ところが、正しい姿勢を意識すればするほど、肩はますます凝ってきます。正しい姿勢を保てないのは、意志が弱いからではありません。どんな姿勢でも、長く固定されれば悪い姿勢になります。姿勢を守る人より、姿勢を変える人の首のほうが楽なのです。
手がしびれて手首を振ってみたり、寝るときに下敷きにしたのかなと考えたりします。ところが、何週間も続きます。しびれは電線のサインです。首で圧迫されていても、しびれは腕や指に出ます。痛む場所と問題のある場所が違うことがあります。ご自宅で見当をつけられる手がかり3つと、すぐに確認が必要なサイン4つをまとめました。
診療でよくいただく質問を、1本に1つずつ解説しています。
気になるところから選んでお読みください。