子どものO脚、大きくなれば治まりますか?
目次
よく伺うお悩み
- 「子どもの脚が曲がって見えて心配です。」
- 「大きくなれば自然に真っすぐになると聞きましたが、本当ですか?」
- 「今のうちに何かしてあげるべきなのか、わからなくて。」
子どものO脚、大きくなれば治まりますか?
自然に良くなる時期は実際にあります。ただ、その時期を過ぎても年々開いていくように見えるなら、待つことと確かめることは別のことです。
赤ちゃんの頃にO字に見えた脚が、よちよち歩きの時期を過ぎて真っすぐになっていくのは自然な流れです。ですから「大きくなれば大丈夫」という言葉がいつも間違いというわけではありません。問題は、その言葉をいつまで信じて待つかです。
待ってよいときと、そうでないときはどう違いますか?
年を追うごとに脚の間が狭くなっているなら、見守ってかまいません。反対に、年々開いていくように見える、あるいは左右で形が違うなら、一度確かめておくほうがよいでしょう。
診察室に来たのは高校生でした。ご両親は最初「大きくなれば大丈夫だろう」と見守っていらっしゃいましたが、時間が経つほど開いていくように思え、手術が必要なのではと心配して来院されました。自然に真っすぐになる時期をとうに過ぎた年齢でした。
手術が必要なケースでしょうか?
この生徒さんは違いました。体型検査と歩行分析で、すねの骨が実際に曲がっている状態ではなく、骨の形はおおむね正常範囲でした。
問題は骨盤と股関節にありました。骨盤を支えるお尻の筋肉が弱くなっていて、骨盤がねじれることで太ももの骨が内側に巻き込まれていました。そうなると膝が正面を向けず、互いに内側を向き合うようになり、見た目には脚の間が開いてO字のように見えます。手を入れてみる余地のあるほうでした。
医学用語では、太ももの骨が内側に巻き込まれた状態を大腿骨内旋といいます。
子どもが脚のことでストレスを感じていたら、どうしますか?
まずその気持ちを聞きます。この生徒さんはスカートをはくのが嫌だと言い、友だちと写真を撮るときは脚を組んだり、かばんで隠したりする癖がついたと話してくれました。
脚の形は見た目の問題に思えますが、この年頃の子どもにとっては毎日の問題です。どんな場面でどう気になるのかを聞いておくと、何がどれくらい変わればよいのかがはっきりします。目標は大人が決めるのではなく、子どもと一緒に決めます。
この判断にはどんな限界がありますか?
成長途中の子どもに大人の基準をそのまま当てはめると、判断が行き過ぎてしまいます。年齢と残りの成長期間をあわせて見る必要があります。
付け加えます。骨が実際に曲がっている、片側だけ特にひどい、痛みや足を引きずる様子がある、身長が同年代よりかなり低い、といった場合は、別の病気の可能性をまず確かめなければなりません。そうした場合は、矯正の話をする前にその確認が先です。
保護者の方へのまとめ
- 小さい頃にO字に見えて、自然に真っすぐになる時期は実際にあります。
- ただ、年々開いていくようなら一度確かめておくほうがよいでしょう。
- 骨が曲がっているのか、筋肉や骨盤のせいなのかをまず見分けます。
- 筋肉や骨盤のせいであれば、手を入れてみる余地があります。
- 痛みや足を引きずる様子があるなら、別の確認が先です。
当院はまず測って、できることとできないことをお伝えします。 変えられる分だけが、当院がお手伝いできる部分です。
できるのかできないのか、はっきりした答えを聞けていないなら、一度測りにいらしてください。 測ったうえで、変えられる部分がどれくらいかをその日のうちにお伝えします。
お子さんごとに残りの成長期間や最初の状態が違うため、結果も異なります。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
ページ右下のメッセンジャー(チャット)から日本語でどうぞ。スタッフが翻訳してお返事しますので、返信までお時間をいただく場合があります。
お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)