子どもが夜、おしっこで目を覚ますとき
目次
以下は、複数のお子さんの診療をひとつにまとめて再構成したものです。特定の一人のお子さんのお話ではなく、個人がわかる内容はすべて取り除いています。
どんな状態で来院されますか?
夜、おしっこで目を覚ますことが多く、昼間もトイレが近かったり、急に我慢できなくなったりするとおっしゃいます。
一緒に出てくるお話があります。便が硬くなってトイレに時間がかかって痛がる、お腹にガスがよくたまり、お腹が痛いとよく言う、というものです。
睡眠も落ち着きません。怖い夢を見て急に目を覚まして泣く、寝言がひどい、朝になると頭や首筋が汗でぬれている、とおっしゃいます。
それぞれ別の問題ではないのですか?
ひとつの流れであることが多いのです。お腹が緊張していると腸の動きが遅くなり、すると便が硬くなり、下腹が不快だと膀胱も敏感になります。
そこに眠りが浅くなると昼間により敏感になり、敏感になると体はさらに緊張します。どこが始まりとも言えないまま、お互いを繰り返させていきます。
何を見るのですか?
お腹を押してみます。軽く押しても痛がるか、お腹の前側が硬く緊張していないか、下腹に力がないかを見ます。
便や睡眠、一日をどう過ごしているかも一緒にお尋ねします。お子さんが気にしていることがないかも、慎重にお尋ねします。
どのように診療するのですか?
膀胱だけを診るのではありません。お腹の緊張を下げて腸が動くようにすること、そして眠りが深くなるようにすることを一緒に考えます。
体に熱が多く汗っかきのお子さんは、その部分も一緒に調整します。夜に汗でぬれることと眠りが浅いことは、たいてい一緒に起こります。
保護者の方と決めることもあります。夕方に飲む量、寝る前のトイレ、そして失敗したときに叱らないことです。最後のひとつは、思っている以上に大きいのです。
その後、どう過ごされましたか?
便がやわらかくなり、お腹が痛いと言うことが減るのが最初です。夜に目を覚ます回数は、それよりゆっくり減っていきます。
眠りが深くなるにつれて昼間の敏感さが和らいでいくことに、保護者の方が先に気づかれることが多くあります。
この判断の限界は何ですか?
おしっこが近いことには、尿路感染症や血糖値など、ほかの原因もあります。当院が見ているのは、そのうちのひとつの側面です。
おしっこのときに痛がる、血が混じる、熱が出る、急に水をたくさん飲むようになって体重が減っている、といった場合は、小児科の受診が先です。
不安が強く日常生活がつらいほどであれば、児童精神科の助けも一緒に受けるのがよいでしょう。
同じお悩みの保護者の方へ
- おしっこ・便・睡眠は別々ではなく、ひとつの流れであることが多いのです。
- お腹が緊張していると腸の動きが遅くなり、膀胱も敏感になります。
- 膀胱だけを診るのではありません。
- 失敗したときに叱らないことは、思っている以上に大きいのです。
- おしっこのときに痛がる、血が混じる場合は、小児科が先です。
当院では、まずいまどのあたりにいるのかを確かめます。 焦らせることはせず、待ってよいのかどうかを根拠をもってお伝えします。
待ってよいのか、いま手を打つべきなのかわからない方は、一度いらしてください。 お子さんがいまどのあたりにいるのかを確かめ、焦らせることはいたしません。
お子さんによって体が違うため、同じ診療でも経過は異なります。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
ページ右下のメッセンジャー(チャット)から日本語でどうぞ。スタッフが翻訳してお返事しますので、返信までお時間をいただく場合があります。
お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)