長時間座って仕事をしていて、午後になると肩が重くなるとき
目次
以下は、複数の方の診療をひとつにまとめて再構成したものです。特定の
お一人のお話ではなく、個人が特定できる内容はすべて除いています。
どんな状態で来院されますか?
座って仕事をしていると首の後ろが石のように固まり、午後になると上半身全体が
重く垂れ下がる感じがするとおっしゃいます。
健康のために始めた運動で膝がズキズキして、運動そのものが怖くなったというお話が一緒に
出てくることも多いです。肩と膝を別々のものと考えていた方も、伺ってみると両方が
同じ時期に始まっていることがよくあります。
なぜ午後になると重くなるのですか?
体の中心が崩れた姿勢で長く座っていると、首と肩の筋肉だけで
支えることになります。支える時間が積み重なるほど、重くなっていくのです。
朝はなんとか耐えられるのに午後にひどくなるのは、そのためです。筋肉が傷んでいるのでは
なく、ずっと働き続けている状態に近いのです。
何を見るのですか?
首が前に出ていないか、肩が巻き込まれていないか、左右の肩の高さが
違わないかを見ます。横から見て、背中が丸まり、骨盤が前に傾いていないかも一緒に見ます。
座った姿勢だけを見るのではありません。腕を上げた状態で座って立ち上がる動作をしてもらいます。その
とき、お尻と股関節を使えずに膝が先に動くなら、膝が負担を一手に引き受けている
ということです。
お腹の力が抜けていないかも見ます。体幹の真ん中が支えられないと、上下のどこかに
代わりに踏ん張る場所が生まれます。
どのように診療するのですか?
固くなったところをまず動くようにし、次に支える力をつくり、最後に
動き方を改めて身につける、という順番で進めます。
最初から筋力トレーニングだけをすると、かえって肩がもっと痛くなります。首の横と背中の真ん中が
動くようになることが先です。
その次に、体幹を安定させる運動と肩甲骨を安定させる運動を行います。最後に、
座って立ち上がるときに膝ではなくお尻と股関節を使う感覚を、改めて身につけられるよう
ご案内します。
その後、どのように過ごされましたか?
同じ姿勢で座っていても疲れにくくなることが、まず現れます。午後にひどくなっていた
こわばりが減っていくのが、その次です。
膝は、運動するときの使い方の感覚が変わることで確認します。痛みの程度よりも「どこに
力が入るか」のほうが先に変わります。
この判断の限界は何ですか?
首と肩のこりには、頸椎椎間板ヘルニアのような、ほかの原因もあります。当院が
見ているのは、姿勢と動きが関わるひとつの系統です。
腕がしびれる、手に力が入らない、感覚が変わった、という場合は、そちらをまず確認します。
膝が腫れて熱を持っている場合は、整形外科での検査が先です。
同じ症状の方へ
- 午後にひどくなるのは、首・肩の筋肉だけでずっと支えているからです。
- 座った姿勢だけでなく、座って立ち上がる動作も一緒に見ます。
- 膝が先に動くなら、膝が負担を一手に引き受けているということです。
- 動くようにする → 支える力 → 使い方、の順で進めます。
- 腕がしびれる、手に力が入らないという場合は、そちらをまず確認します。
当院では、腕が上がる角度を測ってから始めます。 夜に寝返りが打てるようになることを、まず目標にします。
夜、痛くて寝返りが打てない方は、一度お越しください。 当院がいちばん先に対処するのが、その夜の痛みです。眠れてこそ回復が始まります。
原因がいくつもあるため、同じ診療でも経過は人それぞれです。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
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お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)