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2026年8月8日

眠るためにお酒を飲むようになったとき

キム・ジフン
医療監修 キム・ジフン 代表院長

以下は、複数の方の診療を一つにまとめて再構成したものです。特定のお一人の話ではなく、個人が特定できる内容はすべて取り除いています。

⚠️ まず、はっきりさせておくことがあります

お酒をやめにくい状態そのものは、精神科(精神健康医学科)と依存症相談の診療の領域です。当院は、お酒をやめさせる治療を行うとは申し上げません。

自分では調整が難しいと感じる、やめたときに手が震える・冷や汗が出る・まったく眠れないという場合は、そちらの診療が先です。その確認を受けられることをおすすめします。

この記事は、眠るために一杯飲むようになった体がどんな状態なのかを書いたものです。

どんな状態で来院されますか?

横になると胸がドキドキして、熱が上がってくるような感じがして眠れないとおっしゃいます。夢をよく見て、その内容が不安なものだとおっしゃいます。

そのうちお酒を飲むと眠れることに気づき、それが毎晩繰り返されます。お酒を飲まない夜のほうがつらくなる段階まで来てから来院される方が多くいらっしゃいます。

食べる量は人並みなのに体重はむしろ減り、いつも疲れているとおっしゃいます。

なぜ体はずっと疲れているのですか?

使い道もないのに、ずっとスイッチが入りっぱなしの状態に近いのです。ボイラーをつけたまま窓を開け放しているようなもの、とお伝えしています。

日中も緊張がほどけないと、夜に休むモードへ切り替われません。横になっても日中と同じ状態が続くので、心臓がドキドキして熱が上がるのです。

お酒はこの状態を元に戻してはくれません。眠ったように見せかけるだけなので、翌日さらに疲れ、だからまた必要になります。

何を見るのですか?

お腹を押してみます。お腹の前側が硬く緊張していないか、真ん中の線に沿って押すと痛まないかを見ます。

舌と下まぶたの色も見ます。口が渇き、舌に厚い苔がついているなら、体の中が乾いて熱がこもっているほうと見ます。

胃腸のこともあわせて伺います。酸っぱいものが上がってくる、よく胃もたれする、便が硬い、ということが多くあります。

どのように診療しますか?

スイッチが入りっぱなしのほうを鎮め、消化する力を取り戻す方向へ進めます。お酒をやめなさいという言葉から始めることはしません。

夜に休むモードへ体が切り替われるようになると、お酒がなくても眠れる夜が少しずつ出てきます。その夜が増えていくことを、経過として見ます。

胃腸が楽になることも同じ方向です。酸っぱいものが上がってくることや胃もたれが減ると、夜のつらさが和らぎます。

この判断の限界は何ですか?

当院がするのは、眠れる体をつくるところまでです。お酒をやめること自体を、当院が代わりにしてさしあげることはできません。

すでに自分では調整が難しい段階なら、精神科と依存症相談の診療をあわせて受けていただくようご案内します。そちらを受けながら、当院の診療を並行していただいてもかまいません。

同じお悩みの方へ

  1. 自分では調整が難しいと感じるなら、精神科・依存症相談が先です。
  2. お酒は眠ったように見せかけるだけで、疲れた状態を元に戻してはくれません。
  3. 日中に緊張がほどけないと、夜に休むモードへ切り替われません。
  4. お酒をやめなさいという言葉から始めることはしません。
  5. お酒なしで眠れた夜が増えていくことを、経過として見ます。

当院は、どんな種類の不眠かをまず見分けます。 寝つけないのと、途中で目が覚めるのとでは、見るべきところが違います。

眠れないせいで日中が崩れてしまっているなら、一度いらしてください。 寝つけないのか、途中で目が覚めるのかをまず見分けます。見るべきところが違うからです。

原因がいくつもあるため、同じ診療でも経過は人それぞれです。

気になる症状はありませんか?

平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。

日本語でご相談いただけます

ページ右下のメッセンジャー(チャット)から日本語でどうぞ。スタッフが翻訳してお返事しますので、返信までお時間をいただく場合があります。

お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)

キム・ジフン

キム・ジフン 代表院長

検査では異常がないと言われたのに、不調が続いている方を診ています。お腹を押して診る腹診、舌を見る舌診、脈をとる脈診で体の状態を確かめ、確認したことを数字で記録して、次の診療のときに比べます。 痛みについては、痛む場所だけを見ることはしません。足の着地のしかたや顎のバランス、歩き方から原因を探します。治療の方針をご説明するときは、どの学術誌のどの研究なのかもあわせてお伝えします。ご自身で確かめられてこそ根拠だと考えています。

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