減量注射と韓方薬は、何が違うのですか?
目次
30秒でわかるポイント
- 減量注射は、大規模な臨床試験で効果が確認された薬です。
- 韓方薬は、それほど厚い根拠を持っていません。
- ただ、胃腸が弱い方や元気が出ない方には、つらいことがあります。
- 減量注射は処方が必要で、韓医院で扱うものではありません。
- どちらにしても、食べ方と体の動かし方が変わらなければ元に戻ります。
よく伺うお悩み
- 「注射にするか韓方薬にするか迷っています。」
- 「周りで注射の話をよく聞くんです。」
- 「二つは何が違うんですか?」
減量注射と韓方薬は、何が違うのですか?
働く場所と、根拠の厚みが違います。減量注射は食欲を調整するホルモンをまねた薬で、大規模な臨床試験で効果が確認されています。
まずこの事実をそのままお伝えするのには理由があります。自分たちの治療をすすめるために、ほかの治療の根拠を低く言うのは誠実ではありません。減量注射の根拠は、韓方薬より厚いのです。これは事実です。
では、なぜ韓方薬を使うのですか?
すべての方が注射を使えるわけではなく、注射だけでは解決しない部分があるからです。胃腸が弱い方や、元気が出ない方がそうです。
減量注射では、胃腸の不調がよく起こります。吐き気がする、胃がもたれる、便秘になるといったことです。もともと胃腸が弱い方は、その不調に耐えられず途中でやめてしまうことがあります。
また、減量注射は処方が必要な薬です。韓医院で処方できるものではありません。その選択をご希望なら、その診療を受けていただくようご案内するのが正しいと考えています。
韓方薬の根拠はどの程度ですか?
減量を目的とした韓方薬の研究はありますが、減量注射ほど大規模でよく設計された試験は多くありません。根拠の厚みが違うことは、はっきり申し上げます。
当院では、このコラムに引用できる文献を自分たちで確認していません。そのため、ここでは「根拠がある」とは書かず、「根拠の厚みが違う」とだけ書いています。
どちらを選べばいいのですか?
体重そのものを大きく減らすことが急がれる状況なら、減量注射の相談を受けてみるほうが良いでしょう。胃腸や元気の問題もあわせてあるなら、当院でお役に立てる部分があります。
どちらか一方を選ぶ問題としてだけは考えていません。どちらを使っても、食べ方と体を動かす量が変わらなければ元に戻ります。その部分は、どちらも代わりにはやってくれません。
この判断の限界は何ですか?
当院は減量注射を処方する立場ではないため、その薬についての判断は処方する医師の役割です。ここに書いたのは、患者さんが選ぶときに知っておくとよい程度のことです。
付け加えます。減量注射には、使ってはいけない場合や注意が必要な場合があります。個人で手に入れて使うのは危険です。必ず診療を受けて処方してもらってください。
当院では、二つのうちどちらが良いとは申し上げません。 働く場所が違うので、今の体の状態に合うほうを選ぶ必要があります。
注射と韓方薬のあいだで迷っている方は、一度お尋ねください。 選ぶ前に知っておくべきことを、まずお伝えします。
どの方法が合うかは、体の状態や状況によって人それぞれです。
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