あごの矯正装置を使うと決めるとき、使わないと決めるとき
以下は、複数の方の診療をひとつにまとめて再構成したものです。特定の
お一人のお話ではなく、個人が特定できる内容はすべて除いています。
よく伺うお悩み
- 「装置をはめないといけないって言われたんですが、どうしても必要ですか?」
- 「長くはめないといけないと聞いて、迷っています。」
- 「はめずに良くなる方法はないんでしょうか?」
装置はいつ使うのですか?
手による治療だけでは位置が保てないときに使います。最初から
お勧めすることはありません。
鍼(はり)と手技による治療を何回か行っても、そのときだけで元に戻ることを繰り返す場合に、はじめてご相談します。
ゆがみの程度が大きい場合や、長く続いている場合がほとんどです。
どんなことをするものですか?
口の中にはめる装置です。あごが楽な位置にあるよう支えて、
狭くなった関節にゆとりをつくり、左右の高さをそろえます。
型を取って、その方の口の形に合わせて作ります。たいていは寝ている間にはめ、状態に
よっては日中の一部の時間にもはめていただきます。
⚠️ 知ったうえで使っていただきたいこと
長くはめていると、歯のかみ合わせの位置が変わることがあります。この点は
隠さず、最初にお伝えします。
そのため、はめる時間と期間を決めておき、決めた時期に改めて診て調整します。「楽だから
ずっとはめておこう」というのがいちばん危険です。
かみ合わせが変わってきた感じがしたら、そのときにお知らせください。必要であれば歯科と一緒に
診ます。
はめている間に歯ぐきが痛む、つばがたくさん出る、発音がぎこちなくなる、というのはよくあることです。
ただし、歯が痛む、特定の歯だけが先に当たる感じがする、という場合は調整が必要です。
使わないと決めることもありますか?
あります。歯ぐきや歯の状態が良くない場合、成長途中のお子さん、
そして手による治療だけで位置が保てる場合です。
お子さんの場合は特に慎重になります。成長途中の骨に長く力をかけると、別のところが変わってしまう
ことがあるため、使うと決めた場合は歯科と一緒に診ます。
この判断の限界は何ですか?
装置をはめれば必ず良くなる、とは申し上げません。何週間か診て
変化がなければ、はめ続けてくださいとは言いません。
付け加えます。歯科で作る装置とどちらが優れているとは申し上げません。二つを
比べたデータを当院は持っていません。
同じ症状の方へ
- 最初からはお勧めしません——元に戻ることを繰り返す場合にご相談します。
- 長くはめていると、歯のかみ合わせの位置が変わることがあります。
- 「楽だからずっとはめておこう」がいちばん危険です——決めた時期に改めて診ます。
- かみ合わせが変わってきた感じがしたら、すぐにお知らせください。
- 何週間か診て変化がなければ、はめ続けてくださいとは言いません。
当院では、首・あご・背中をひとまとめにして見ます。 どこから始まったのかを見分けてこそ、同じ場所が繰り返し固まらずにすみます。
同じ場所が何度も固まる方や、首から始まって頭まで痛みがのぼってくる方は、一度測りにいらしてください。 どこから始まったのかを見分けるのに、長くはかかりません。
あごの状態や歯ぐき・歯の状態によって、使えるかどうかは人それぞれです。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
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