首と肩だけが痛いと思っていたら、頭まで痛むとき
目次
以下は、複数の方の診療を一つにまとめて再構成したものです。特定のお一人の話ではなく、個人が特定できる内容はすべて取り除いています。
⚠️ 先に確認しておくべきことはありますか?
経験したことのない突然の激しい頭痛、熱が出て首が硬くなる症状、手足に力が入らない・ろれつが回らないといった症状があれば、救急外来や神経内科が先です。
そちらの確認を終えたのに原因が見つからないまま来院される方が多くいらっしゃいます。当院が関わるのは、その次の段階です。
どんな状態で来院されますか?
午後になると首筋がこわばって頭が重くなり、目が飛び出しそうな感じがして、画面を長く見るのがつらいとおっしゃいます。
最初は疲れのせいだろうと思って我慢していたとおっしゃいます。サプリメントも飲み、週末に休んでもみたけれど、変わらなかったそうです。
お酒を少し飲んだだけで頭が割れるように痛い、寝て起きてもすっきりしない、というお話も一緒に出てきます。
なぜ首から頭へつながるのですか?
首のカーブがなくなると、頭の重さを骨ではなく筋肉が背負うことになります。その筋肉が一日中休めないと、後頭部の下の小さな筋肉まで固まり、それが頭の痛みとして表れます。
このような頭痛を緊張型頭痛といいます。
ですから、頭だけを扱っても繰り返します。重さを背負っている構造を変える必要があります。
何を見るのですか?
横から見て、首がどんなカーブを描いているかを見ます。そして頭を支える首の骨の1番目・2番目が片側にねじれていないかを見ます。
背中もあわせて見ます。背中が丸まっていると、首だけを扱っても、また前へ引っぱられてしまいます。
どのように診療しますか?
頭を支える上部の首の骨から扱います。ここが本来の位置に落ち着くと、首が軽くなったとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
石のように固まった首筋と肩には薬鍼を打ちます。痛みを抑え込むのではなく、ほぐれることができる状態をつくるためです。
そして、一日の中での姿勢を一緒に決めます。画面の高さと休憩の間隔――これが抜けると、診察室でやったことが長続きしません。
この判断の限界は何ですか?
頭痛には、ほかの原因のほうがはるかに多くあります。当院が見ているのは、首と肩の緊張が関わる一つの筋道です。
頭痛の様子が変わってきた、頻度が増えたといった場合は、改めて検査を受けていただくようご案内します。
同じ症状の方へ
- 突然の激しい頭痛や手足の脱力は、救急外来・神経内科が先です。
- 首のカーブがなくなると、頭の重さを筋肉が背負います。
- 頭だけを扱っても繰り返します。
- 頭を支える上部の首の骨から見ます。
- 画面の高さと休憩の間隔が抜けると、長続きしません。
当院は首・あご・背中を一緒に並べて見ます。 どこから始まったのかを見分けてこそ、同じ場所が繰り返し固まらずにすみます。
同じ場所が何度も固まる、首から始まって頭まで上がってくるという方は、一度測りにいらしてください。 どこから始まったのかを見分けるのに、長くはかかりません。
原因がいくつもあるため、同じ診療でも経過は人それぞれです。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
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お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)