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2026年8月18日

明け方3時に目が覚めるのと、5時に目が覚めるのは違います

キム・ジフン
医療監修 キム・ジフン 代表院長

何時に目が覚めるかが、分かれ道です

30秒でわかるポイント

  1. 寝つくことはできるのに、明け方に目が覚めて再び眠れないのも不眠症です。別の名前がついています。
  2. 明け方2〜3時に目が覚めるなら、深い眠りを妨げている何かを探します。いびき、痛み、逆流、トイレの問題などが考えられます。
  3. 明け方4〜5時に目が覚めて再び眠れないのは、タイプが違います。最近の気持ちの状態もあわせて見ます。
  4. 原因が違えば、やるべきことも変わります。「眠くなる方法」だけを変えても、夜はそのままです。
  5. 飲んでいる睡眠薬は、ご自分の判断でやめないでください。 調整は、処方した医療機関と相談して決める必要があります。

よく伺うお悩み

  • 「明け方3時になると、決まって目が覚めます。」
  • 「5時に目が覚めるのは大丈夫なんでしょうか?」
  • 「目が覚める時間がいつも同じくらいなんです。」

また明け方3時です

時計を見て、目を閉じて、もう一度見ると3時40分。寝つくのは問題ありませんでした。問題はいつもこの時間です。そして朝になると、昨夜よりも疲れた体で一日を始めることになります。

こうした夜を繰り返している方が、診察室には本当にたくさんいらっしゃいます。そして、ほとんどの方が同じようなことをおっしゃいます。

「寝つきはいいんですけど、これも不眠症なんですか?」

はい、そうです。寝つきにくいことだけが不眠症ではありません。 途中で目が覚めて再び眠れないのは、別の名前がついている不眠症の一つのタイプです。成人約9千人を調べた研究では、3人に1人以上が週に3回を超えて夜中に目が覚めると答え、そのうち90%以上はその問題が6か月を超えて続いていました。

よくあることなのに、病気だと思わずに長く我慢してしまう問題だということです。

ところで、何時に目が覚めますか

ここで必ず分けておくべきことがあります。目が覚める時刻です。

明け方2〜3時、眠りについてから2時間ほどで目が覚める場合。 この時間帯は、本来深い眠りが続いているはずの区間です。ここで繰り返し目が覚めるなら、深い眠りを妨げている何かを疑います。夜になっても体の覚醒がうまくオフにならない状態のこともあれば、いびきや睡眠時無呼吸、痛み、逆流、トイレの問題のように、体が送っているサインのこともあります。

実際に、不眠のある方では、ストレスホルモンが夜の前半に高いまま保たれているという研究があります。眠っているあいだも、体が待機状態を解けずにいるのです。

明け方4〜5時、起きたい時間より1〜2時間早く目が覚めて再び眠れない場合。これには別の呼び名があります。同じ「途中で目が覚める」に見えても、タイプが違います。このタイプは気分の状態、とくに気分の落ち込みと一緒に現れることがあるため、睡眠だけを見るのではなく、最近の気持ちの状態もあわせて見る必要があります。

なぜこのように分けるのですか

原因が違えば、やるべきことが変わるからです。

あちこちで良いと言われることを全部試したけれど効果がなかった、という方のお話を伺うと、ほとんどが自分のタイプがわからないまま「眠くなる方法」だけを変えてきた場合です。早めに横になる、温かい牛乳、半身浴。悪いことではありません。ただ、米国睡眠医学会の診療ガイドラインも、こうした睡眠習慣の指導だけを単独で行うことはすすめていません。

原因をそのままにして方法だけを変えても、夜はそのままです。

当院はこの順番で診ます

第一に、原因を探します。 何時に目が覚めるか、いびきをかくか、痛いところがあるか、飲んでいる薬があるかから確認します。韓方薬の処方が必要な場合は、血液検査・体成分検査(InBody検査)とあわせて、おなかを押し、脈を診ます。睡眠時無呼吸が疑われる場合は、精密検査ができる医療機関をまずご案内します。

第二に、覚醒をオフにする方向で扱います。 鍼(はり)・薬鍼(やくしん)で日中にたまった緊張をほぐし、体の状態に合った韓方薬で崩れた一日のリズムを取り戻す方向に進みます。無理に眠らせるのではなく、夜にオフになるべきスイッチがオフになるよう助けるということです。鍼治療については、偽の鍼と比べた試験を集めて見たとき、睡眠の質のスコアがより良くなったという結果が報告されています。

第三に、もう一度確かめます。 治療前に確認したことを、再診のときに同じ方法で比べます。「少し良くなった気がします」ではなく、何がどれくらい変わったのかを一緒に見ます。

おなかを押す理由や、診察で何を確認するのかは、「明け方3時に目が覚める」と聞いたら、まず何を診るのですかにくわしく書いてあります。

睡眠薬を飲んでいるなら

一つだけ、必ずお願いしておきます。今、睡眠薬を飲んでいるなら、決してご自分の判断でやめないでください。 急にやめると、かえって不眠がひどくなることがあります。調整は、必ず処方を受けた医療機関と相談して決めてください。

当院は、薬をやめさせるとお約束するところではありません。薬がなくても眠れる体の条件をつくることをするところです。

こう変わります

明け方に目が覚めず、アラームの音で初めて目を開ける朝。昨夜何回目が覚めたかを数えなくていい一日。

当院が目標にしているのは、そのごく普通の朝です。

経過や良くなるスピードは、原因、患ってきた期間、飲んでいる薬によって人それぞれです。

こんな方は、一度いらしてください

  • 寝つきは良いのに、明け方に目が覚めて再び眠れない方
  • ほぼ同じ時刻に目が覚める方
  • 起きたい時間より1〜2時間早く目が覚めてしまう方
  • 良いと言われる方法をいくつも試したのに変わらない方

いらしたら、何時に、なぜ目が覚めるのかから分けてお伝えします。 タイプがわかれば、その先がずっと楽になります。飲んでいる薬があれば、そのままにして始めますので、その点はご心配いりません。

不眠症に鍼がどれくらい役立つかは、不眠症に鍼が役立つという根拠はありますか?で研究とあわせてご覧いただけます。

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キム・ジフン

キム・ジフン 代表院長

検査では異常がないと言われたのに、不調が続いている方を診ています。お腹を押して診る腹診、舌を見る舌診、脈をとる脈診で体の状態を確かめ、確認したことを数字で記録して、次の診療のときに比べます。 痛みについては、痛む場所だけを見ることはしません。足の着地のしかたや顎のバランス、歩き方から原因を探します。治療の方針をご説明するときは、どの学術誌のどの研究なのかもあわせてお伝えします。ご自身で確かめられてこそ根拠だと考えています。

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