「もう少し様子を見てもいいのでは」とおっしゃるとき
以下は、複数の方の診療を一つにまとめて再構成したものです。特定のお子さん一人の話ではなく、個人が特定できる内容はすべて取り除いています。
よく伺うお悩み
- 「もう少し様子を見てもいいんじゃないでしょうか?」
- 「余計に焦っているだけなのでは、と思ってしまって。」
- 「検索しても、効果があるという話もあれば意味がないという話もあって、混乱します。」
この問いにどう答えていますか?
様子を見てよい場合もあれば、そうでない場合もあります。それを分けるのは年齢ではなく、骨がどれだけ成長したかです。
戸籍上の年齢と骨の年齢は違います。骨がすでに先に進んでいれば、これから伸びられる期間は思ったより短くなります。手のレントゲンを撮ると、それが見えます。
これを骨年齢といいます。
何を見るのですか?
骨の年齢とあわせて、ご両親お二人の身長を見ます。そして今のお子さんの体成分と、体の置かれている状態を見ます。
ご両親の身長を伺うのは、生まれ持った分がどれくらいかを見積もるためです。これを基準に置くと、今どのあたりにいるのかが見えてきます。
一日の過ごし方もそのまま書き出します。朝食を抜いていないか、何時に寝るか、甘い飲み物をどれくらい飲むかを伺います。長期休みの間に生活が乱れたまま来院されることが多くあります。
体の状態以外に見るものはありますか?
体の置かれている状態をあわせて見ます。足首がよく動くか、足のアーチが崩れていないか、膝が内側に寄っていないか、背中が丸まって肩が傾いていないかを見ます。
体が片側に傾いていると、使う力が漏れていきます。伸びることに使うべき分が、支えることに使われてしまうのです。靴底が片側だけすり減ることからも、それが見えます。
どのように診療しますか?
韓方薬で胃腸を安定させ、眠りを深くすることをまず見ます。その上で体の置かれている状態を推拿(チュナ)治療で扱い、弱くなったところを育てる運動を加えます。
運動は足首と下半身から始めます。下が揺らいでいると、上をいくら扱っても残らないからです。
生活は一つずつ決めます。寝る時間、画面を見る時間、甘い飲み物――一度に全部変えようとすると、どれも守れません。
この判断の限界は何ですか?
この診療で身長がどれだけ伸びるとは申し上げません。目標の身長を決めて、その分だけ伸ばしますとも申し上げません。
同年代より目立って早く伸びる、第二次性徴が早く現れるといった場合は、小児内分泌の診療が先です。そちらの確認を終えられたあとで、一緒に見ていきます。
同じお悩みの保護者の方へ
- 様子を見てよいかどうかを分けるのは、年齢ではなく骨の年齢です。
- ご両親お二人の身長をあわせて見てこそ、今どのあたりにいるかが見えます。
- 体が傾いていると、伸びることに使うべき力が支えることに使われます。
- 生活は一度に変えず、一つずつ決めます。
- 第二次性徴が早い場合は、小児内分泌の診療が先です。
当院は、今どのあたりにいるのかをまず確かめます。 焦らせることはせず、待ってよいのかどうかを根拠に基づいてお伝えします。
待ってよいのか、今手を打つべきなのかわからないなら、一度いらしてください。 お子さんが今どのあたりにいるのかを確かめ、焦らせることはしません。
お子さんごとに伸びる速さが違うため、同じ診療でも経過は異なります。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
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お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)