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2026年8月8日

あごを治療しても元に戻るとき、足まで下りて診る理由

キム・ジフン
医療監修 キム・ジフン 代表院長

以下は、複数の方の診療をひとつにまとめて再構成したものです。特定の一人の方のお話ではなく、個人が特定できる内容はすべて取り除いています。

どんな状態でいらっしゃいますか?

あごが重だるく、首と肩もいつもこっているのに、いろいろなところでその場所だけを治療してもらっても、しばらくすると元に戻ってしまう、とおっしゃいます。

このような場合は、上のほうだけを見ていても答えが出ません。そこで全身を診ます。

何を確認するのですか?

両脚の長さが同じか、骨盤が片側に傾いていないか、立っているときと歩くときに足が地面をどう押しているかを見ます。

脚の長さが少し違うことに、一生気づかずに過ごす方はたくさんいます。大きな差でなくても、骨盤が傾くには十分です。

骨盤が傾くと、その上の背骨が倒れないように自ら曲がります。その状態で頭をまっすぐに保とうとするので、首と肩が一日中踏ん張ることになります。あごは、その末端で負担を受けます。

では、何から始めるのですか?

土台から整えます。足と脚の長さの差を調整し、その上でこわばった腰・背中・首を順にほぐしていきます。

インソール一つで済むことはまれです。すでに長くこわばっていたものなので、順番にほぐしていく必要があります。

最後が運動です。骨を整えておいても、筋肉が以前の形を覚えていれば、また元に戻ってしまいます。

なぜこの順番なのですか?

上から手を加えると、下がそのままなので、体がまた元の状態に合わせてしまいます。傾いた床の上で、壁だけをまっすぐ立てるようなものです。

そのため、あごの不調でいらしたのに、足の写真を撮りましょうと申し上げます。最初は不思議に思われる方が多いので、先に理由をご説明します。

この判断の限界は何ですか?

すべてのあごの問題が足から来ているわけではありません。上のほうだけで説明がつく方のほうが多く、この見方は、元に戻ることをくり返すときに用います。

補足します。脚の長さの差を調整すればあごが治るとは申し上げません。負担が片側に集中する条件を減らすところまでです。

同じ症状の方へ

  1. その場所だけを治療して元に戻ることをくり返すなら、下のほうを診ます。
  2. 脚の長さが少し違うことに、一生気づかずに過ごす方は多くいます。
  3. 骨盤が傾くと背骨が自ら曲がり、首と肩が一日中踏ん張ります。
  4. 土台 → 腰・背中 → 首 → 運動、の順番で進めます。
  5. すべてのあごの問題が足から来ているわけではありません。

当院は首・あご・背中を一緒に診ます。 どこから始まったのかを見分けてこそ、同じ場所が何度もこわばらずに済みます。

同じ場所が何度もこわばる、首から始まって頭まで上がってくる、という場合は一度測りにいらしてください。 どこから始まったのかを見分けるのに、長くはかかりません。

ゆがみの程度とその状態で過ごしてきた期間によって、経過は人それぞれです。

気になる症状はありませんか?

平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。

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キム・ジフン

キム・ジフン 代表院長

検査では異常がないと言われたのに、不調が続いている方を診ています。お腹を押して診る腹診、舌を見る舌診、脈をとる脈診で体の状態を確かめ、確認したことを数字で記録して、次の診療のときに比べます。 痛みについては、痛む場所だけを見ることはしません。足の着地のしかたや顎のバランス、歩き方から原因を探します。治療の方針をご説明するときは、どの学術誌のどの研究なのかもあわせてお伝えします。ご自身で確かめられてこそ根拠だと考えています。

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