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2026年9月11日

交通事故の翌日のほうが痛い理由、仮病ではありません

キム・ジフン
医療監修 キム・ジフン 代表院長

30秒でわかるポイント

  1. 事故の翌日から痛むのは、この損傷の通常の順序です。 仮病ではありません。
  2. 衝突で傷むのは骨ではなく、筋肉・靭帯・関節を包む組織なので、炎症が出てくる1〜2日後に痛みが本格化します。
  3. そこに、事故当日の驚きと緊張が痛みを覆い隠すことが重なります。
  4. 「骨には異常がない」は正しく大切な言葉ですが、半分です。X線は骨を見る検査です。
  5. ただし、腕に力が入らない、しびれる、という場合は我慢すべき問題ではなく、確認が先です。

よく伺うお悩み

  • 「昨日は何ともなかったのに、今日は首が回りません。」
  • 「一日たってから痛いと言ったら、仮病だと思われそうで。」
  • 「バンパーをこすっただけなのに、この程度で病院に行ってもいいんでしょうか。」
  • 「救急外来では、骨に異常はないとだけ言われて帰ってきました。」

昨日、事故に遭いました。大きな事故ではありませんでした。バンパーをこすり、お互い大丈夫ですかと声をかけて別れました。

ところが今朝、首が回りません。肩は石のように固く、午後になると頭痛まで出てきます。昨日は確かに何ともなかったのに。そのうち、ふと妙な考えが浮かびます。一日たってから痛いと言ったら、仮病だと思われるだろうか。

その考えは、まず消してしまってかまいません。1〜2日後に痛くなるのが、この損傷の通常の順序です。

理由は、傷む場所にあります。衝突の瞬間、首はムチのように急激に反り返り、折れ曲がります。このとき傷むのは骨ではなく、筋肉と靭帯、関節を包む組織です。このような損傷は、傷めたその瞬間よりも、炎症が出てくる1〜2日後に痛みが本格化します。そこにもう一つ重なります。事故当日は驚きと緊張で、痛みをあまり感じません。体が落ち着いた翌朝になって、ようやく損傷が声を上げ始めるわけです。

救急外来で、骨には異常がないと言われたかもしれません。正しい言葉であり、大切な言葉です。ただ、それは半分です。 X線は骨を見る検査で、むち打ち損傷の本体である軟部組織は、その画像には写りません。検査が正常だということは、損傷がないという意味ではなく、骨の損傷が除外されたという意味です。

では、我慢していれば過ぎていくのでしょうか。必ずしもそうとは限りません。事故から1年たった時点でも、半数近くの方が首の痛みを抱えていたという研究のまとめがあります。ただし、一緒に出てくる話がもう一つあります。回復の大部分は、最初の3か月以内に起こるということです。二つを合わせると、今やるべきことが見えてきます。我慢して様子を見るのではなく、回復がもっとも活発なこの時期をきちんと使うこと。その3か月をどう使い分けるかは、別にまとめてあります。

先にすべきこともあります。腕に力が入らない、しびれる、感覚がおかしい、また事故の直後から首の真ん中がひどく痛んだ、という場合は我慢すべき問題ではありません。当院でも、このような所見があれば、治療より先に同じビル2階の画像診断科での確認や、必要な診療のご案内を行います。

今日いらっしゃると、こう進めます

今の痛みがどこにどの程度あるのか、首がどこまで回るのかを測って、出発点をつくります。頭痛とめまい、睡眠についてもあわせて伺います。そのうえで、鍼(はり)と薬鍼(やくしん)で痛みと炎症に取り組み、推拿(チュナ)治療でずれた並びをほぐしながら、こわばりつつある首を再び動かせるようにします。急性期の臨床試験では、鍼治療に動きを組み合わせた方法で回復のスピードが早まったという結果が報告されています。

交通事故の診療では、鍼・薬鍼・推拿治療・韓方薬に韓国の自動車保険が適用されます。受付番号がなくても、手続きは最初からご案内します。交通事故後遺症の診療案内にまとめてあります。

運転席でバックミラーを見るときに、体ごと振り向かなくてもよくなる日。事故の話が痛みではなく、ただの過去の話になること。当院が目標にしているのは、その日常への復帰です。どれくらいかかるかは、事故の状況と最初の痛みがどれだけ強かったかによって人それぞれです。ただ、一つ確かなのは、今が回復の窓が開いている時期だということです。

昨日事故に遭い、今日痛み始めたのなら、それは仮病ではなくサインです。

ご相談・ご予約はページ右下のメッセンジャーから日本語でどうぞ。お電話は +82-53-716-1175 です。

むち打ち損傷の経過研究と治療の臨床試験の原文書誌は、院長コラム交通事故、検査は正常なのに痛みますにまとめてあります。

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キム・ジフン

キム・ジフン 代表院長

検査では異常がないと言われたのに、不調が続いている方を診ています。お腹を押して診る腹診、舌を見る舌診、脈をとる脈診で体の状態を確かめ、確認したことを数字で記録して、次の診療のときに比べます。 痛みについては、痛む場所だけを見ることはしません。足の着地のしかたや顎のバランス、歩き方から原因を探します。治療の方針をご説明するときは、どの学術誌のどの研究なのかもあわせてお伝えします。ご自身で確かめられてこそ根拠だと考えています。

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