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2026年9月13日

交通事故後の3か月、どう過ごすかで変わります

キム・ジフン
医療監修 キム・ジフン 代表院長

30秒でわかるポイント

  1. 回復の大部分は事故後の最初の3か月以内に起こり、その後は回復曲線が目に見えてゆるやかになります。
  2. 怖がらせようという話ではなく、配分の問題です。同じ努力なら、最初の3か月に注ぐのが最も効率が良いのです。
  3. 当院ではこの3か月を三つの段階に分けて見ます。見分けて・測って・痛みを抑える → 動きを取り戻す → 日常に戻して判定する。
  4. 「すっかり治ったら動かそう」は順番が逆です。 動かしてこそ治る時期に控えてしまうと、固まったまま3か月を過ぎてしまいます。
  5. 3か月たっても痛みがはっきり残っている場合は、同じ治療を繰り返しません。睡眠や心理的な要因まで含めて見直します。

よく伺うお悩み

  • 「まだ少し痛いので、すっかり治ってから動かします。」
  • 「どのくらい通えばいいですか。」
  • 「最初にすごく痛かったんですが、長引くんじゃないでしょうか。」
  • 「事故から2か月たっていますが、今から始めても大丈夫ですか。」

交通事故からの回復には、不思議な時間割があります。

むち打ち損傷の患者さんを追跡した研究を集めてみると、回復の大部分は事故後の最初の3か月以内に起こります。そして、その後は回復曲線が目に見えてゆるやかになります。3か月の時点の状態が、その後も長く続く傾向があるということです。

怖がらせようとしてお話ししているのではありません。配分の問題です。 同じ努力なら、最初の3か月に注ぐのが最も効率が良いということ。そこで今日は、当院がその3か月をどのように分けて見ているかをお話しします。事故から今何週目なのかを確かめながら読んでいただいてもよいでしょう。

最初の数週間 — 見分けて、測って、痛みを抑えます

最初に行うのは治療ではなく確認です。腕に力が入らない、しびれるといった神経症状や、事故直後からの首の真ん中のひどい痛みがあれば、骨折と神経の損傷をまず除外する必要があります。必要であれば、同じビル2階の画像診断科と連携して診ます。

除外が済んだら、出発点を記録します。痛みのスコア、首が回る範囲、頭痛やめまい、睡眠の問題まで。この記録が、3か月の間ずっと回復を判定する基準線になります。

治療は、鍼(はり)と薬鍼(やくしん)で痛みと炎症に対処することに集中します。ただし、この時期も寝かせたままにはしません。痛くない範囲の日常活動は最初の週から保つことが、研究が示している方向です。

痛みがひと山越えたら — 動きを取り戻します

目標が変わります。痛みをなくすことから、事故前の動きを取り戻すことへ。推拿(チュナ)治療でゆがんだ並びと固くなった関節をほぐし、首の運動を段階的に処方します。

この時期によくある落とし穴がひとつあります。まだ少し痛いから、すっかり治ってから動かそう、というものです。順番が逆です。 早期の活動と安静を比較した臨床試験で、カラーをつけて休んだほうが良かったことはありません。動かしてこそ治る時期に控えてしまうと、固まったまま3か月を過ぎてしまいます。頸椎カラーをまだつけている方は、こちらのお話もあわせてご覧ください。

3か月の時点 — 日常に戻して、判定します

最初に記録しておいた基準線と比べます。痛みのスコアはどれだけ下がったか、首が回る範囲はどれだけ戻ったか、睡眠は回復したか。

順調な経過であれば、治療の間隔を広げながら日常への復帰を仕上げていきます。

反対に、3か月たっても痛みがはっきり残っているなら、当院では同じ治療を繰り返しません。この時点で残っている痛みは、治療を増やせば済む問題ではなく、改めて見直すべき問題かもしれないからです。実際、事故後1年の時点でも半数近くの方が首の痛みを抱えているという研究のまとめがあり、慢性化には首以外のことが関わっているという根拠が積み重なっています。睡眠の問題、痛みへの恐れ、心理的な苦痛といったものです。そのため3か月の判定では、これらまで含めて見直し、必要であれば該当する診療もあわせてご案内します。

特にきめ細かく診る方がいます。最初から痛みが強かった方です。初期の痛みと機能障害の強さは、慢性化を予測する因子として研究で繰り返し確認されてきました。最初にひどく痛かった方は、ひどかったから長引くだろうとあきらめるのではなく、より早く、よりきめ細かく管理する理由があるということです。事故後に睡眠が崩れた方も同じです。回復は眠っている間に起こるのに、驚いた体が眠りを逃しているなら、まずそれから一緒に対処します。

この過程全体、つまり鍼・薬鍼・推拿(チュナ)治療・韓方薬には、韓国の自動車保険が適用されます。受付番号ひとつあれば大丈夫で、手続きに不慣れな方には最初からご案内します。交通事故後遺症の診療案内にまとめてあります。

3か月後に、事故の話を痛みなくできるようになること。そのときに、最初にきちんとやっておいてよかったと言えること。当院が目指す3か月の結末は、それです。もちろん回復の速さは事故の状況や初期の状態によって異なり、段階の境目も人によって違う形で過ぎていきます。だからこそ、時間割はカレンダーではなく記録で確かめながら進めます。

今、何週目でしょうか。どの段階にいらっしゃっても、今日の位置を確かめることから次の段階が始まります。

ご相談・ご予約はページ右下のメッセンジャーから日本語でどうぞ。お電話は +82-53-716-1175 です。

3か月の回復曲線と慢性化の要因に関する研究の原典は、院長コラム交通事故、検査は正常なのに痛むときに、事故直後のお話は交通事故の翌日のほうが痛い理由、仮病ではありませんにまとめてあります。

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キム・ジフン

キム・ジフン 代表院長

検査では異常がないと言われたのに、不調が続いている方を診ています。お腹を押して診る腹診、舌を見る舌診、脈をとる脈診で体の状態を確かめ、確認したことを数字で記録して、次の診療のときに比べます。 痛みについては、痛む場所だけを見ることはしません。足の着地のしかたや顎のバランス、歩き方から原因を探します。治療の方針をご説明するときは、どの学術誌のどの研究なのかもあわせてお伝えします。ご自身で確かめられてこそ根拠だと考えています。

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