徒手療法(トスチリョ)と推拿(チュナ)治療は、何が違うのですか?
目次
30秒でわかるポイント
- 手で行う治療という点は同じです。どちらが優れているとは申し上げません。
- 推拿(チュナ)治療は韓医師が直接、徒手療法は理学療法士が行います。
- 一緒に受ける治療の組み合わせが違います — 鍼・韓方薬の側か、注射・薬の側か。
- 推拿治療は年20回まで韓国の健康保険が適用されます。
- 骨が弱い場合やけがをした直後は、どちらであってもまず確認が必要です。
よく伺うお悩み
- 「徒手療法と推拿は何が違うんですか?」
- 「どこで受ければいいのかわかりません。」
- 「保険がきくのはどちらですか?」
徒手療法と推拿治療は、何が違うのですか?
手で行う治療という点は同じで、誰が行うのか、どんな治療を一緒に受けることになるのかが違います。どちらが優れているとは申し上げられません。
診察室でもっともよく受ける質問の一つです。まずはっきりさせておくことがあります。二つの治療を並べて比較した資料は、まだありません。 そのため、以下の内容は優劣ではなく、違いだけを書いたものです。
誰が行うのですか?
推拿治療は、韓医師が直接診察し、直接行います。徒手療法は、医師が診断し、理学療法士が行います。
推拿治療は韓医院や韓方病院で、徒手療法は整形外科やペインクリニックなどで受けることができます。
一緒に受ける治療が違います
推拿治療は鍼(はり)・薬鍼(やくしん)・吸い玉(カッピング)・韓方薬と組み合わせ、徒手療法は注射や薬、神経ブロックなどと組み合わせることが多いです。
実際には、この違いがいちばん大きいのです。手で行う部分だけを切り離して比べるより、その日に受ける治療全体の組み合わせを見るほうが実態に近くなります。
炎症がひどく早く鎮める必要がある状況と、姿勢やバランスに時間をかけて取り組む必要がある状況では、必要なものが違います。
費用はどう違いますか?
推拿治療は2019年4月から韓国の健康保険が適用され、年20回まで保険で受けることができます。徒手療法には韓国の健康保険は適用されません。
推拿治療は受ける種類によって費用が異なり、20回を超えるとそれ以降は保険が適用されません。徒手療法は病院ごとに費用が決まっています。
韓国の民間医療保険(実損保険)で払い戻しを受けられるかどうかは、加入している商品と時期によって異なります。当院で確認できる部分ではないため、保険会社に直接ご確認ください。
推拿治療にもいろいろな種類があるのですか?
あります。 骨と関節に取り組むものと、筋肉・筋膜に取り組むものに分かれ、強さや方法によってさらに分かれます。
関節が正常に動く範囲の中でやさしく扱うものもあれば、その範囲をわずかに越えて瞬間的に力を加えるものもあります。どれを使うかは状態によって決めます。
時間も種類によって違います。やさしいものは10分あまり、強さのあるものは30分以上かかることもあります。初めていらした日は診察が加わるため、さらに時間がかかります。
受けてはいけない場合もありますか?
あります。骨が弱くなっている、骨折がある、最近大きなけがをした、急性の炎症がある、といった場合は、手で行う治療をそのまま受けてはいけません。
推拿治療も徒手療法も同じです。そのため、どちらであっても受ける前に今の状態を確認することが先です。骨粗しょう症の診断を受けている方や、その薬を飲んでいる方は、あらかじめお伝えください。
当院の進め方
手を加える前に状態を診ます。 体型検査で体がどちらにどれだけ傾いているかを測り、必要であれば同じビル2階の画像診断科と連携してX線・CT・MRIで確認します。骨が弱い、あるいは手を加えてはいけない状態かどうかを、ここで見分けます。画像を見て計画を立ててから手を加えます。
推拿治療だけで終わりにしません。 鍼と薬鍼で痛みを抑え、必要に応じて検査結果を見て韓方薬も併用します。座る姿勢や運動習慣も一緒に整えます。手でほぐすだけでは、数日後に元に戻ってしまうことが多いからです。
変化を数字でお見せします。 治療前に測った体型と症状のスコアを測り直して比べます。「よくなった気がする」ではなく、どれだけ変わったかで判断し、変化がなければ同じ治療をくり返さず方針を変えます。
当院の分野でなければ、そうお伝えします。 診察してみて、今必要なのは別の治療だと判断すれば、そのままお伝えします。すでにほかの医療機関で受けている治療があればお知らせください。同じものを重ねて受ける必要はありません。
この判断の限界は何ですか?
二つの治療を同じ条件で比較した資料はありません。 そのため、どちらのほうが効果が高いとは申し上げません。
補足します。手で行う治療には、行う人によって結果が変わる部分があります。これは推拿治療にも徒手療法にも当てはまり、当院も例外ではありません。
当院は、どちらが優れているとは申し上げません。 その代わり、今の体に何が必要なのかを触れて確かめてからお伝えします。
どちらを受けるべきか迷っていらっしゃるなら、一度ご相談ください。 治療の名前より、今どこがこわばっているかが先です。
状態によって合う治療が違うため、診察のあとに決めます。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
ページ右下のメッセンジャー(チャット)から日本語でどうぞ。スタッフが翻訳してお返事しますので、返信までお時間をいただく場合があります。
お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)