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2026年8月7日

足が崩れると、なぜ膝や腰まで痛くなるのですか?

キム・ジフン
医療監修 キム・ジフン 代表院長

30秒でわかるポイント

  1. 足は、体が地面に触れる最初の場所です。
  2. 最初の場所が傾くと、膝と骨盤も一緒に傾きます。
  3. 一日5千歩以上、その傾きが繰り返されます。
  4. 膝が痛いときは、足のアーチと歩き方、骨盤の高さを合わせて見ます。
  5. ただし、腫れていたり、けがをした後だったりする場合は、別の検査が先です。

よく伺うお悩み

  • 「足が痛いのに、膝や腰まで痛くなってきました。」
  • 「足が原因だなんて、初めて言われました。」
  • 「どこから診てもらえばいいのかわかりません。」

足が崩れると、なぜ膝や腰まで痛くなるのですか?

足は、体が地面に触れる最初の場所です。最初の場所が傾くと、その上の膝と
骨盤がバランスを取ろうとして一緒に傾き、傾いたまま歩くことが毎日何千回も繰り返されます。

膝が痛くて来院されたのに、まず足から診ましょうと言うと不思議に思われます。けれども膝は、上下に挟まれた
関節です。下から押し上げられる力があれば、膝はそれを受け止めるしかありません。

一日に何回くらい繰り返されるのですか?

韓国の成人の一日の平均歩数は5千歩を超えます。片側に
傾いた歩き方なら、その傾きが一日に何千回も繰り返されるということです。

この数字が大切なのには理由があります。診察室で姿勢を整えるのは、長くても数十
分です。残りの時間の何千歩が、それを元に戻してしまいます。足を支えることがなぜ一緒に
必要なのか、その理由がここにあります。

足から始まって、どこまで上がっていくのですか?

足のアーチが崩れると、すねの骨が内側に回り、その上の膝が内側に
寄り、骨盤の高さが左右で変わり、腰がそれを補おうとして片側に曲がります。

診察室でよく見る流れです。足が崩れた側の骨盤が下がり、反対側の肩が
上がります。靴のかかとは片側だけがすり減り、ズボンのファスナーが横にずれていきます。ご本人は足が原因だと
考えたこともない場合がほとんどです。

では、膝が痛いときは何を確認するのですか?

立っているときの足のアーチの高さ、歩くときに体重が足のどちら側を通っていくか、
そして左右の骨盤の高さを合わせて見ます。膝だけを見ることはしません。

確認する方法は難しくありません。履いてこられた靴の底を見ます。片側の外側だけがすり減っているか、
内側だけがすり減っているかが、歩き方が残した記録です。足の裏の一か所にだけたこができているなら、その
場所ばかりを体重が通っているというしるしです。

この判断にはどんな限界がありますか?

足が原因だと断定することはできません。膝や腰が痛む原因はほかにも
ずっと多くあり、足はそのうちの一つにすぎません。付け加えます。第一に
、足の形が崩れていても何ともない方は
たくさんいます。崩れていることと痛むことは別です。第二に、この流れは診察室で見た
ものであり、比較群を置いて確認したものではありません。第三に、膝が腫れたり熱を
持ったりしている場合や、けがをしてから痛み始めた場合は、別の検査が先です。

当院では、痛むところよりも、地面に触れるところから診ます。 足が崩れると、その上の膝と骨盤が順番についていきます。

膝や腰を治療しても元に戻ってしまう方は、一度足を診てもらってください。 上のほうばかり探していて見落とすことがあります。

足の形が同じでも、痛みが出るかどうかは人それぞれ異なります。

気になる症状はありませんか?

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キム・ジフン

キム・ジフン 代表院長

検査では異常がないと言われたのに、不調が続いている方を診ています。お腹を押して診る腹診、舌を見る舌診、脈をとる脈診で体の状態を確かめ、確認したことを数字で記録して、次の診療のときに比べます。 痛みについては、痛む場所だけを見ることはしません。足の着地のしかたや顎のバランス、歩き方から原因を探します。治療の方針をご説明するときは、どの学術誌のどの研究なのかもあわせてお伝えします。ご自身で確かめられてこそ根拠だと考えています。

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