手術を受けたのに、なぜ別にリハビリが必要なのですか?
目次
30秒でわかるポイント
- 手術は直すこと、リハビリは再び使えるようにすることです。
- 力よりも先に、動かせる範囲が狭くなります。
- かばって使ううちに、体全体の歩き方や姿勢が変わります。
- 始める時期は、手術を受けた医療機関で決めます。
- 腫れる、熱が出る、傷口から浸出液が出る場合は、手術を受けた医療機関が先です。
よく伺うお悩み
- 「手術はうまくいったと言われたのに、前のようには動けません。」
- 「いつから動かしていいのか、誰も教えてくれません。」
- 「また痛くなるのが怖くて、あまり動かせないんです。」
手術を受けたのに、なぜ別にリハビリが必要なのですか?
手術は傷んだところを直すこと、リハビリはそこを再び使えるようにすることです。直しても使わなければ固まり、固まればまた痛くなります。
手術が終われば全部済んだと思われる方が多くいらっしゃいます。けれども手術後の数週間は痛くてあまり動かさなくなり、動かさないと筋肉が落ちて関節が固まります。その状態が定着すると、手術はうまくいったのに生活は不便、という結果になります。
最初に何が落ちるのですか?
力よりも先に、動かせる範囲が狭くなります。痛い側を使わなくなることで、関節が動ける最後の範囲から失われていきます。
手術した部分だけではありません。片脚をかばって歩くと反対側により負担がかかり、骨盤が傾き、腰がそれを補おうとします。数週間たつだけで、体全体の使い方が変わってしまいます。
いつから始めるのですか?
始める時期は、手術を受けた医療機関で決めます。部位や方法によって動かしてよい時期が違い、その判断は執刀した医師の役割です。
許可された時期になったら、当院が見るのは三つです。固まった範囲を取り戻すこと、落ちた筋肉を立て直すこと、そしてかばって使ううちに変わった歩き方と姿勢を元に戻すことです。
足首や手首のようなところも同じですか?
同じです。むしろ小さな関節ほど固まるのが速いのです。足首をけがして数週間固定すると、そのあと足首が上下にうまく曲がらなくなることはよくあります。
足首が曲がりにくくなると、歩くときに膝と骨盤がその分を代わりに担います。足首ひとつが全身の歩き方を変えるということです。そのため、けがをしたところだけを見ることはしません。
この判断の限界は何ですか?
リハビリをいつ、どのように行うのがいちばん良いかは手術の種類ごとに違い、その根拠を当院は持っていません。
付け加えます。手術した部分が腫れる、熱を持つ、痛みが急に強くなる、傷口から浸出液が出るという場合は、手術を受けた医療機関が先です。リハビリの話をする前に、その確認を済ませる必要があります。
当院では、手術の前と後で何が変わったのかから整理します。 手術で直ったことと、まだ残っていることを分けてこそ、リハビリの目標が定まります。
手術はうまくいったと言われたのに前のようではないという方は、一度いらしてください。 何が残っているのかを確かめるところから始めます。
手術の部位やこれまでの期間によって、取り戻すスピードは人それぞれです。
気になる症状はありませんか?
平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。
ページ右下のメッセンジャー(チャット)から日本語でどうぞ。スタッフが翻訳してお返事しますので、返信までお時間をいただく場合があります。
お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)