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2026年8月8日

痛みがなくなれば、もうすっかり良くなったのでしょうか?

キム・ジフン
医療監修 キム・ジフン 代表院長

30秒でわかるポイント

  1. 痛みが止まったことと、すっかり良くなったことは違います。
  2. 痛みは先に消え、弱くなった筋肉や靭帯は遅れて回復します。
  3. 痛くなくなったときが、運動を始めるタイミングです。
  4. 痛んでいた期間が長いほど、回復にも時間がかかります。
  5. 後半になるほど、患者さんご自身が担う部分が大きくなります。

よく伺うお悩み

  • 「痛くなくなったので治療をやめたら、しばらくしてまた痛くなりました。」
  • 「もう治ったのかどうか、自分では判断がつきません。」
  • 「普段の生活に戻ると、また痛くなります。」

痛みがなくなれば、もうすっかり良くなったのでしょうか?

痛みが止まったことと、すっかり良くなったことは違います。痛みは真っ先に
消え、弱くなった筋肉や靭帯はそれより遅れて回復します。

診察室ではこうお伝えしています。「痛みがなくなったときが、半分くらいまで来たところです。」
ここでやめてしまうと、しばらくして同じところがまた痛くなって来院されることがよくあります。

「半分くらい」というのは診察室で使っている表現で、正確に測った値では
ありません。まだやることが残っている、という意味として受け取ってください。

なぜ痛みが先になくなるのですか?

痛みの多くは炎症から来ます。炎症が治まれば痛みはすぐに
減りますが、その間使えなかった筋肉が弱くなったことは、そのまま残ります。

痛くて動かなかった期間の分だけ、筋肉が落ちます。特に、傷めた場所を包んでいた
筋肉がそうです。痛みが止まったからと以前のように使い始めると、弱くなった状態で負荷を
受けて、また傷めてしまいます。

靭帯や腱はさらに遅れます。筋肉より血の巡りが少ない組織なので、回復がゆっくりです。

では、ほかに何をするのですか?

弱くなった筋肉を再び使えるようにする運動と、伸びてしまった靭帯・腱を
しっかりさせる治療です。

運動は、痛くなくなったときに始めます。最初は動かさずに姿勢を保つことから
始め、耐えられるようになったら、動かす運動に進みます。詳しい順番は次回に
書きました。

靭帯と腱には薬鍼(やくしん)を使います。必要に応じて韓方薬も一緒にお出しします。

あとどれくらい通う必要がありますか?

痛みのあった期間が長いほど、時間がかかります。何年も続いたものを数週間で
元に戻すことはできません。

ただし、後半の段階は毎日通っていただく必要はありません。間隔をあけながら、ご自身で行う
運動の割合を増やしていきます。ある時点からは、当院よりも患者さんご自身が担う部分のほうが大きくなります。

この判断の限界は何ですか?

補強の治療まで終えた方と、痛みだけを取ってやめた方を並べて比べた
資料を、当院は持っていません。

付け加えます。ここに書いたのは、診察室で長く見てきた経過です。ですから「最後まで
続ければ再発しません」とは申し上げません。

当院では、痛みがなくなった後にもう一度診ます。 痛くないことと、元どおりに動けることは別の話だからです。

もう痛くはないのに何か違和感がある方は、一度お越しください。 残っているものがないか測ってからお伝えします。

傷めた程度や痛んでいた期間によって、結果は人それぞれ異なります。

気になる症状はありませんか?

平日は夜8時半まで、土日・祝日も診療しています。

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ページ右下のメッセンジャー(チャット)から日本語でどうぞ。スタッフが翻訳してお返事しますので、返信までお時間をいただく場合があります。

お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)

キム・ジフン

キム・ジフン 代表院長

検査では異常がないと言われたのに、不調が続いている方を診ています。お腹を押して診る腹診、舌を見る舌診、脈をとる脈診で体の状態を確かめ、確認したことを数字で記録して、次の診療のときに比べます。 痛みについては、痛む場所だけを見ることはしません。足の着地のしかたや顎のバランス、歩き方から原因を探します。治療の方針をご説明するときは、どの学術誌のどの研究なのかもあわせてお伝えします。ご自身で確かめられてこそ根拠だと考えています。

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