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2026年8月30日

歩くと脚がしびれて、何度も休まなければならないなら

キム・ジフン
医療監修 キム・ジフン 代表院長

スーパーを一度で回りきれなくなったら

スーパーまでは、それほど遠くありません。それなのに、いつの頃からか、その道を一度で歩ききれなくなりました。

歩いているうちに脚がしびれ、張り裂けそうに重くなって、周りからは陳列棚を眺めているふりをして立ち止まります。少し休めば、また歩けるようになります。だから病院に行くほどのことかと思いつつも、休む間隔がだんだん短くなっていくのを感じます。

よく伺うお悩み

  • 「歩くと脚がしびれて、何度も休んでしまいます。」
  • 「腰はそれほど痛くないのに、脚がしびれるんです。」
  • 「休む間隔が、だんだん短くなっている気がします。」

このパターンには名前があります

神経性間欠跛行。 歩くと脚がしびれ、休むと治まり、また歩くとしびれる、という状態です。

腰から脚へ下りていく神経の通り道が狭くなったときによく現れる症状です。最も多い原因が脊柱管狭窄症です。

「腰はそれほど痛くないんですけど?」

こうおっしゃる方が多くいらっしゃいます。それがこの病気の特徴です。腰よりも先に脚が訴える病気なので、脚のせい・血行のせい・年のせいにして、長く見過ごされがちです。

自宅で見当をつけられる三つの手がかり

一つ目、座ると楽になりますか?

腰を曲げると、狭くなっていた通り道が少し広がります。 そのため、座ったりしゃがんだりすると、しびれが治まります。

二つ目、上り坂より下り坂のほうがつらいですか?

上り坂では体が前かがみになるので、かえって歩きやすくなります。腰が伸びる下り坂でよりしびれるなら、狭窄症を示す手がかりです。

三つ目、ベビーカーやカートを押すと長く歩けますか?

カートを持つと、自然に腰が曲がります。その姿勢で歩くのが楽になるなら、同じ仕組みです。

三つに思い当たるなら、確認してみる理由は十分にあります。

ただし、これらは推測にすぎず、診断ではありません。 どこがどれくらい狭くなっているのか、ほかの原因はないのかは、画像で見てはじめてわかります。当院では、同じビル2階の画像診断科と連携して確認したうえで、治療の方向を決めます。

「狭窄症なら、結局は手術なんですか?」

最も多く心配される質問です。研究が教えてくれることがあります。

狭窄症の患者さんを11年以上追跡した研究では、良くなった方、変わらなかった方、悪くなった方がほぼ同じ割合でした。放っておけば必ず悪くなる病気ではない、ということです。

また、韓方病院に入院して鍼・薬鍼・推拿(チュナ)治療・韓方薬の統合治療を受けた狭窄症患者378人を、約3年間追跡した研究があります。

  • 半数以上が、入院前にすでに手術をすすめられていた方でした
  • しかし、実際に手術に至ったのは10人に1人でした
  • 痛みなく歩ける時間は19分から48分に延び、その状態が維持されました

それでも、手術が先になる場合があります

次の三つは、先延ばしにしてはいけないサインです。

  • 足先や足の甲が上がらない、力が抜ける
  • 排尿・排便のコントロールが変わった
  • お尻の内側の感覚がおかしい

一つでも当てはまるなら、この記事を閉じて、すぐに手術の評価ができる病院へ行ってください。

そのサインがなければ、当院はこの順番で診ます

まず、画像で確認します。 狭窄で間違いないか、場所と程度はどうか、緊急のサインはないかを見極めます。

次に、歩ける時間を延ばす治療をします。 鍼・薬鍼で痛みと炎症を扱い、推拿(チュナ)治療でゆがんだ腰を整えます。 そして歩くことを治療の一部に組み込みます。 しびれる前に休んでからまた歩く方法や、腰ベルト(コルセット)をどう使うかまで一緒に決めます。腰ベルトが狭窄症で歩ける距離を延ばすのに役立つ可能性がある、という研究があります。

歩くなという治療ではなく、歩けるようにする治療です。

そして、歩ける時間で確認します。 狭窄症の治療がうまくいっているかどうかは、腰の痛みが減ったかでは判断しません。休まずに何分歩けるかで判断します。初日に測っておき、来院のたびに比べます。

この数字が延びなければ、同じ治療は繰り返しません。 必要であれば、手術の相談を先におすすめします。

当院が目指していること

休む場所を前もって計算せずに出かける散歩。スーパーを一度で回りきる買い物。

当院が目指しているのは、そんな当たり前の歩みです。

どれくらい良くなるかは、狭くなっている程度や年齢、筋力によって人それぞれ異なります。ただ、始まりはいつも同じです。なぜしびれるのかを確認すること。

最近、休む間隔が短くなってきたなら、年のせいにする前に、一度確認してみてください。

ご相談・ご予約はページ右下のメッセンジャーから日本語でどうぞ。お電話は +82-53-716-1175 です。


引用した研究を文献と合わせてご覧になりたい方のために、院長コラム狭窄症、手術以外に方法はないのでしょうかにまとめてあります。

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お電話:+82-53-716-1175(韓国国内からは 053-716-1175)

キム・ジフン

キム・ジフン 代表院長

検査では異常がないと言われたのに、不調が続いている方を診ています。お腹を押して診る腹診、舌を見る舌診、脈をとる脈診で体の状態を確かめ、確認したことを数字で記録して、次の診療のときに比べます。 痛みについては、痛む場所だけを見ることはしません。足の着地のしかたや顎のバランス、歩き方から原因を探します。治療の方針をご説明するときは、どの学術誌のどの研究なのかもあわせてお伝えします。ご自身で確かめられてこそ根拠だと考えています。

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